フレスタ―2022年7月 211号
折尾駅周辺の街歩き
6月22日、穴生学舎の生徒さん34人と、『折尾の街歩き』をしました。
昨年と同様に、まず、改札口の前にある「折尾の将来模型」を見ながら開発の説明をしました。
次に、コンコースに描かれている線が「旧・鹿児島本線」と「旧・筑豊本線」で、ここで『日本初・立体交差をしていたという駅の歴史の説明をし、本物の筑豊本線の線路や側面に活用されている赤煉瓦を見て頂きました。
それから折尾駅の南側を一望できる1番ホームから、「今しか見られない工事中の折尾の街」を見ました。今は「堀川の流れを変更する工事」や、駅前広場に面したビルの解体工事などを見ることができます。この時の午前中に見えていた「旧・鷹見口改札」は、午後には覆いがされ見えなくなり6月末日には解体され更地となりました。このように、正に刻々と工事が進んでいることを実感しながら折尾の街を見ることができます。
午後の講義は、新しくできたオリオンテラスで、「堀川再生の会・五平太」の中村恭子氏がパワーポイントで堀川運河や疋田小三次氏の説明をされました。
本来ならば河守神社まで堀川沿いを歩いて頂きたいのですが、参加の方が65歳以上と高齢であるためこのような形になりました。まち歩きをする道順で画像を丁寧に説明されましたので、まるで行ったような気分になったと喜んで頂けました。
参加された方で昔の折尾の街や駅をご存知の方は、きれいになった折尾の街や駅に驚かれると共に、昔の面影が無くなり、どこがどこなのか解らないと少し寂しそうでした。
また、初めて折尾駅を見られた方は、オリオンテラスに展示してある昔の折尾駅のジオラマを見て、「こんな感じに線路やホームが立体交差していたんですね」と驚かれていました。来年のまち歩きの時には、北口の駅前広場は完成しています。また、高架下のお店などの工事も始まっていると思われます。
今、高架の下を遮る工事用の壁が撤去されましたので、北側と南側の景色を、遮るもの無しに見ることができます。銀行や郵便局の場所が、南側から見るとこの位置なるのだと、思いもよらないところが高架を挟んだ反対側にあることに驚かされます。
このように、刻々と変わる『今しか見られない折尾の景色」を見て、記憶に残し、次世代に 語り継いで頂ければと思います。
7月1日 八幡図書館折尾分館 オープン
7月1日、「オリオンテラス(折尾駅高架下)」に、以前、オリオンプラザ4階にあった「八幡図書館折尾分館(折尾こどもと母のとしょかん)がオープンしました。
約2ケ月間、折尾に図書館が無かったので多くの方々が、このオープンを待ち望んでいました。
奥には、外でも本が読めるテラスや、子どもと一緒に読書できるカーペット敷きのスペースがあります。
さらに、授乳室・多目的トイレ・自転車置き場もあります。
開館時間:9時半~19時(土曜・日曜日及び休日:9時半~18時)

折尾駅北側駅前広場・7月1日に変更されました
7月1日から、折尾駅北側駅前広場に「一般車の乗降場」と「タクシー乗降場」が改札口に近い場所に移転します。
これに伴い折尾駅改札口前のヤードも取り外され、タクシー乗降場に行くことができます。
この一般車とタクシーの乗降場は最終形ですが、これからもまだ北口駅前広場の工事は続き、来年3月までに完成する予定です。

折尾北口駅前広場学園通り付近の工事
7月1日に「一般車乗降場」が、折尾駅近くの北口駅前広場に移転しました。
これに伴い、この乗降場跡や自転車置き場跡が、イベントなどができる広い広場になります。
今回の折尾駅高架工事で、折尾駅の南側や高架下の地面の高さが、北側の地面より高いことに驚きました(最大約1m位)
折尾の街のあちらこちらの土地の高さもまちまちです。この段差をどう解消するのだろうと 思っていましたが、完成すると以前から段差すらなかったように自然に解消されています。この広場はかなり広いですので、段差は自然に解消され、ほぼ平面のようになると思われます。
折尾東口踏切の通行止めが解除
6月21日に、『折尾東口踏切の 通行止めが解除』されました!!
通行止めは、2021年12月から 6月末までの7ケ月間の予定でしたが)、約10日早く解除されました。とても長い通行止めでしたが、通行できるようになって良かったです。この踏切工事は「折尾駅の高架化」に伴うもので、踏切の高さは約1m嵩上げされました。これにより傾斜が急になり、車いすの方などの通行が少し困難になりました。将来的に、高架線路に沿って側道ができる予定です。それができると若干通行しやすくなるかもしれません。
丸尾郵便局と鷹見を結ぶ道路工事
現在、折尾の南北は、線路によって分断されています。今回の高架事業で、折尾駅前広場の南北を車で通ることが出来なくなりました。そこで、丸尾郵便局と鷹見を結ぶ歩道が道路になるととても便利になります。旧福北ゆたか線の線路が撤去されれば工事が始まると期待をしていましたが、中々工事にはいりません。
6月24日に、踏切の線路と枕木の撤去がされました。将来的に道路となる八幡西生涯学習総合センター折尾分館の仮設駐車場も利用ができなくなりました。
7月から工事に入り、来年3月には道路が完成し通行ができるようになる予定だそうです。
折尾駅南側駅前広場の工事
折尾駅南側駅前広場は、旧・丸和ビル付近までの「堀川運河の付替工事」が終了しました。
次は、この場所と白石書店前の堀川運河と結ぶ工事のため、工事ヤードの壁が撤去されました。そのため、旧・鷹見口改札があった付近や黒崎方面をきれいに一望することができます。
鷹見口改札のビルも、ほぼ更地となりました。今から折尾横丁(飲食街のビル)の撤去工事が始まります。このビルのすぐ横を福北ゆたか線が運行しており、解体の足場を設置できない事や、オリオンプラザビルを壊す際の安全面を考慮した防壁の役割もあり、オリオンプラザビルと一緒には壊されず残っていました。
また、ミスタードーナッツが入っていた「ロイヤルビル」も7月上旬には更地となります。
今後、このほぼ更地となる線路や鷹見口の広大な跡地などが、どのように変わっていくのか 折尾駅1番のりば(福北ゆたか線直方方面行)のガラス越しに工事を一望することができます。折尾駅を利用する際など、是非、この1番のりばからの景色を見て、刻々と変わる折尾の街を見て下さい。